草津の森を案内する早朝森林浴散歩会に参加し、ガイドさんの案内で「ベルツの森」と呼ばれる周囲の森林の中を歩きました。
森をぬけると、目の前に草津白根山の巨大な山容が現れました。私どもが行ったのは4月末のことでしたが、白根山の山頂はまだほとんど雪で覆われていました。
早朝のことで、白根山の麓はまだ日が当たっておらず、山頂だけが朝日を浴びて白く輝いていました。 |

 | | ここ高地草津では、平地で多いソメイヨシノは見かけられず、オオヤマザクラという桜が遅い春の到来を告げていました。 ソメイヨシノよりやや小さい花を木一杯につける可愛らしい桜です。ヤマザクラは花が咲くのと同時に葉が芽吹くと思っていましたが、この桜はそれほど葉が出ていませんでした。 |
草津白根山の反対側を見ると、東側の山並みが連なっていました。こちらは朝日が山並みの向こう側から昇ることになり、山には日の光がまったく当たっていませんでした。 まだ薄暗いから松の林は新緑に包まれており、その中で小鳥たちが盛んにさえずっていました。 |

 | | ベルツの森を抜けて高いところをしばらく歩き、そこから横に大回りしてホテルに近いところまで降りてきました。 このあたりはやや開けて眺望がよいので、ガイドさんが歩きながら前方の景色についてあれこれと説明してくれました。寒くなく暑くもないシーズンで、快適な森林浴が楽しめました。 |
 | | 草津温泉に隣接する国有林の作業道を、2001年より吾妻森林管理署が整備し、サイクリングコースなど3つのコースを造りました。 サイクリングコースはクリ、カエデ等の混交林の中に設けられた一周3.8kmのコースでアスファルト舗装してあります。白根山を見ながら、快適なサイクリングが楽しめます。 |