梅の花憩いのとききく日記・ブログ
人気ランキング
  >> ホーム
  >> RSS1.0
プロフィール

yuttari7

Author:yuttari7
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

 フランスの環境政策
 2017年5月にフランス第5共和政における11回目のフランス大統領選挙が行われ、エマニュエル・マクロンさんが第25代フランス大統領に当選しました。

マクロンさんは、中道左派の立場から・リベラル寄りの姿勢をとる 「新自由主義者」 と目されているそうです。

イギリスのEU離脱などによりEUは現在結成以来の危機にありますが、マクロン大統領はかねてよりEUの結束を強く主張しており、大統領当選後さっそくドイツのメルケル首相と電話会談して早期にドイツを訪問する意向を伝えたそうです。

マクロン大統領

 マクロン大統領は、経済政策面では市場原理を最大限に尊重した経済体制を主張しています。また、歳出を削減し、公務員の大幅な削減や規制緩和、国営企業の民営化を主張しているということです。

そのマクロン大統領の閣僚であるニコラ・ユロ環境相は、7月6日、地球温暖化対策の国際枠組み 「パリ協定」 を遵守する取組みの一環として、2040年までに内燃機関を動力とする自動車の販売・生産を禁止すると発表しました。

フランスの自動車は、世界最大の市場であるアメリカではほとんど販売されていませんが、ヨーロッパでは約25パーセントのシェアがあり、自動車産業はフランスの基幹産業の一つとなっています。

フランス車は下の写真のシトロエン車など独特のフォルムの車種が多く、日本でも熱烈なファンが多数いるそうです。

フランスの自動車

 今回の決定は、ガソリン・エンジン、ディーゼル・エンジンだけを動力とする自動車を2040年までに販売・生産を全廃し、ハイブリッド車、電気自動車に転換するというものです。

ハイブリッド車を開発した日本など世界の他の自動車大国にさきがけてフランスが自国の基幹産業を環境優先に転換すると宣言したことは、世界に驚きと称賛をもって迎えられました。

また、上記のニコラ・ユロ環境相は、かねてより反原子力発電派として知られていました。ユロ環境相は、上記のように自動車産業を環境優先に転換すると宣言すると同時に、2025年までに国内の原発のうち17基を廃炉にすると言明しました。

フランスの原発

 フランスは現在ヨーロッパ第一の原子力発電大国であり、先に脱原子力発電路線に転換したドイツに国境を越えて原子力発電による電力を販売しています。

フランスには国営電力(EDF)が運転する原子炉が現在58基ありますが、上記環境相の方針はそれらのうちの3分の1近くを閉鎖しようというのですから、国内外に多大な影響がおよぶと考えられます。

フランスのこれら壮大な計画が今後どのように進展するのか、ヨーロッパをはじめ世界の国々は地球温暖化への影響低減、経済へのダメージの大きさを計りつつ注視しています。


ニュース | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/07/18(火) 06:55)

 荒川水系で取水制限
 1400万人近い人々が暮らす東京都は、莫大な量の水道水を必要とします。その水源は、ほとんどが河川水で、78パーセントが利根川及び荒川水系、19パーセントが多摩川水系です。

利根川水系8ダムの利水容量は合計で34,349万m3、荒川水系4ダムの利水容量は合計で7,845万m3とのことで、荒川水系のダム貯水能力は利根川水系ダム貯水能力の1/4ほどに当たります。

利根川水系では、下図に見られるように、東京都北部、栃木、群馬の山岳地帯に大規模なダムを建設し、主として山岳からの雪解け水を貯水しています。

荒川水系

 荒川水系は、上図ピンクの部分に見られるように、利根川水系の南に位置し、奥秩父の山岳地帯に主要なダムを建設しています。この地域の雪解け水は利根川水系よりずっと少なく、ダムの貯水は梅雨の時期の降雨や台風がもたらす降雨に頼っています。

さて、本2017年も東日本太平洋側は4月、5月、6月と降水が少なく、5月は平年の56パーセントしか降りませんでした。7月に入っても東日本太平洋側は梅雨の時期らしい降雨はほとんどなく、連日30度を超える猛暑が続いています。

下図は、荒川上流秋ヶ瀬地区の平均降水量の推移を示すグラフで、本年はグラフの赤棒線に見られるように平年に比較してこの地域の降雨がはるかに少ないのがわかります。

荒川水系

 荒川水系の二瀬ダムでは、5日午前10時現在、貯水率が24パーセントまで低下したそうです。そこで、国土交通省関東地方整備局は、7月5日から荒川水系で10パーセントの取水制限を始めました。

荒川水系での取水制限は20年ぶりとのことですが、河川事務所は 「農家や一般市民の生活に影響はない」 としています。

東京都全体の水供給としては、前記のように荒川水系のダム貯水能力は利根川水系のダム貯水能力の1/4ほどであり、その利根川水系のダムは現時点で70パーセント以上の貯水率を保っています。

当面は東京都全体の水供給はさして不安がないと思われますが、それにしても関東地方に早く本格的な降雨がきてほしいものです。


ニュース | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/07/14(金) 07:24)

 紙地図の利用激減
 パソコンやインターネットがなかった時代は、地形や交通の状況を知るには紙に印刷された 「紙地図」 を利用するほかありませんでした。

国土交通省の国土地理院が国の基本図として 「地形図」 を発行しており、それに基づいて各種の紙地図が印刷、販売されていました。

それら紙地図の中で、特に広く利用されてきたのが 「5万分1地形図」 (5万分1地図)です。これは日本の地図作製の基本的な縮尺で、100年以上の歴史があります。

この紙地図では、紙面上の1㎝は実地形では500mに当たります。5万分1地図は通常横幅が58㎝の紙に印刷されるので、東西26㎞にわたる地域の地形を示すことになります。

東京都の主要部を含む地域で5万分1地図のカバーする範囲を、下図に示します。

紙地図

 5万分1地図は、当時は交通関係、土地・不動産関係、農業・林業関係など広範囲に利用されました。

また、業務用だけではなく、登山、トレッキング、スキー、サイクリングなど、私ども一般市民の趣味、スポーツにも盛んに利用されました。下図は、蓼科山の付近の5万分1地図です。

紙地図

 そのように広く利用されてきた紙地図が、近年利用者が激減しているというニュースをインターネットで目にしました。

下図は、太平洋戦争終了以後の国土地理院発行紙地図の販売数推移を示します。赤線に見られるように、紙地図は戦後次第に販売量が増加し、バブル期と呼ばれた1880年代あたりでピークに達しました。

その後は、日本経済の長期低迷につれて紙地図の販売量は下落に転じました。1990年代以降はパソコンで閲覧できるディジタル地図データが販売され、紙地図の販売量は一段と減少しました。

紙地図

 2000年以降はGoogle Mapなどインターネットで無料で利用できるディジタル地図データが普及し、私どもが日常で必要とする地図情報はそれらでだいたい充足できるようになりました。

さらに近年では、スマートフォンの爆発的な普及によってインターネットに置かれている詳細な地図情報が簡単に利用できることになり、紙地図を利用する人は激減しました。

紙地図 現在では知らない方が大多数となりましたが、昔は東京など大都市では左の写真の 「区分地図帖」 なる紙地図本が盛んに利用されていました。

東京の場合には、東京23区別に町名。道路、交通機関などがわかる地図を記載したハンディーな地図帖が書店で低価格で販売されていました。

 会社など事業所にはこのような区分地図帖が置いてあり、必要に応じてそれに記載してある地図を見て場所を確認しました。営業マンなど外出が多い人は、このような地図帖を持参して仕事に出かけました。

また、たいていの家庭でもこのような区分地図帖を持っていて、外出の際は、場所の確認、交通機関の選択のために利用していました。

パソコン、インターネット、スマートフォンの普及により紙地図が不要になる時代が来るなどとは、私どもは想像することすらできませんでした。


ニュース | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/07/02(日) 07:06)

 イージス艦とコンテナ船
 米海軍第7艦隊のイージス駆逐艦フィッツジェラルド(8,315トン、下の写真)が、6月17日午前1時30分、静岡県伊豆半島南方の海上でフィリピン船籍のコンテナ船ACX CRYSTAL(29,060トン)と衝突しました。

フィッツジェラルドの船底は大きく裂け、大量の海水が艦内の居住空間に流れ込みました。深夜とあって大多数の乗組員は熟睡していたところに海水が押し寄せ、乗組員7名が水死、多数の負傷者も出ました。

不慮の死をとげた乗組員の皆様のご冥福を深くお祈りいたします。

イージス駆逐艦フィッツジェラルドは、太平洋海域での訓練を終え、母港横須賀に向けて伊豆半島南端を東北に向かって航行中でした。

イージス艦

 一方、コンテナ船ACX CRYSTALは、フィリピン船籍ですが、日本の大手海運会社日本郵船がチャーターして運用中だったそうです。

ACX CRYSTAL(下の写真)は29,060トンというタンカー並みの大型船で、東京の大井ふ頭を目指してやはり東北方向に航行していました。

コンテナ船は貨物船のなかでは高速で航行できるそうで、通常24ノット(時速44㎞)くらいのスピードが出ます。ACX CRYSTALは当時は空荷だったとのことで、かなりのスピードで走っていたと思われます。

コンテナ船

 衝突の前後の状況は現在調査中とのことで、さまざまな情報が錯綜しています。どうやらそれら2隻は当初はほぼ並行して走っていましたが、やがて後方から来たコンテナ船ACX CRYSTALが次第に右側から駆逐艦フィッツジェラルドに接近し、やがてフィッツジェラルドの右側前部舷側に衝突したようです。

今回のように二船舶にかかわる海難事故では、海難審判の際は、陸上の交通事故と同じように、後方から来た船舶が 「追越し」 をしたのか、あるいは 「横切り」 をしたのかが問題になります。
後方から接近する追越し船は、追い越される船を確実に追い越し、十分に遠ざかるまで追い越される船の進路を避けなければなりません。

また、海上衝突予防法では、2隻の船が交差する場合、相手を右に見る船が回避行動を取らなければならないと定められています。

衝突

 イージス駆逐艦フィッツジェラルドは当時公務中だったので、日米地位協定により米国側に第1次裁判権があり、海保は米軍と捜査協力について協議を続けているそうです。本件の海難審査には、今後長い時間がかかると予想されます。

しかし、海難審判上ではどちらに回避行動を取る義務があったにせよ、私には素人の直観として理解できない点があります。
それは、第一線の戦闘艦であるイージス駆逐艦フィッツジェラルドがほぼ同じ方向に航行しつつ接近してくる大型コンテナ船を緊急回避できなかったかです。

フィッツジェラルドの公称最高速度は30ノット(時速54㎞)ですが、駆逐艦は敵潜水艦から放たれた魚雷を避けるために急加速するエンジン余力があります。短時間なら40ノット近い高速で他船との衝突を避けることができたかと思われます。

また、フィッツジェラルドは優秀なレーダーを備えているうえに、訓練された乗組員が24時間近くを航行中の他船を見張っていたはずです(事故当時は天候はよく、海は静穏でした)。

その第一線の戦闘艦が自分よりずっと船足が遅い大型船に舷側で衝突されるとは、私どもには大変不思議に思われます。



ニュース | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/06/28(水) 06:53)

 2017年も水不足?
 昨2016年は、関東甲信地方は5月上旬から高気圧に覆われて晴れる日が多く、5月1日から6月下旬までの各地の降水量は平年の50パーセント未満のところが多くなりました。

通常の年は、奥利根地方の山岳からの雪解け水と夏・秋の台風による降雨で奥利根のダムにかなりの水を蓄えることができます。

ところが、昨2015年から2016年にかけての冬は暖冬で、奥利根の山岳にはそれほど雪が降りませんでした。また、昨年はこの地域では台風による降雨が少なかったので、それらダムへの 「貯水」 が下図に示すように平年に比べて大幅に少なくなっていました。

水不足

水不足 2016年6月14日には、奥利根8ダムの合計貯水率は37パーセントまで落ち込みました(左図)。

特に奥利根8ダム最大の八木沢ダムに至っては、貯水率はわずか9パーセントにまで低下し、ダムの底の岩が水面上に露出するという状況になりました。

 東京都水道局は、急きょ利根川水系の取水制限に乗り出し、関東地方各地でプールの利用中止などの節水を呼びかけました。

この昨年の水不足は、結局秋口になって大型台風がいくつか関東地方に襲来し、奥利根に大雨を降らせたことで解決に向かいました。

さて、本2017年の夏の水事情はいかがでしょうか。本年も東日本太平洋側は4月、5月と降水が少なく、5月は平年の56パーセントしか降りませんでした。そのため、各地で農産物への悪影響が出ています。

東京への水供給は大丈夫でしょうか。現在の東京の水道水は、90パーセントほどを奥利根水系のダムに依存しているということです。それら奥利根ダムの現時点での貯水率は、下図に示す通りです。

水不足

 2017年6月15日現在での利根川系ダムの貯水率は、昨年よりは大幅に多く、74パーセントに達しています。平年の貯水率が79パーセントとのことで、本年はまず平年並みになっているわけです。

上記のように本年は東日本太平洋側は4月、5月と降水が少なかったのに、どうして利根川系ダムはこのように貯水ができたのでしょうか。

それは、2017年1月、2月に奥利根地方の山岳にかなりの降雪があり、その後雪解け水が大量に利根川水系ダムに流れ込んだためです。

気象庁の3ヶ月予報によれば、本年の梅雨は降水量が少なく、また真夏の暑さは厳しいとされます。しかし、上記のように利根川系ダムの現在の貯水は十分なので、本年の夏はなんとか水不足に悩むことはなく乗り切れるだろうと期待します。



ニュース | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/06/24(土) 07:27)

次のページ
copyright © 2005 憩いのとき all rights reserved.
Powered by FC2ブログ. / PHPウェブログシステム3 / ネットマニア