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 Windows7とランサムウェア
ランサム・ウィルス 数年前から 「ランサムウェア」 というマルウェア(外部からの不正プログラム)がインターネットを経由して広まってきました。利用者のパソコンを人質にとってお金を強請り取ろうという極めて悪質なサイバー犯罪です。

 初期のランサムウェアは、発売後長い年月が経ってマイクロソフト社のサポートが提供されなくなった古い Windows OS を利用しているパソコンをターゲットとしていました。

現在でもかなり使われている WindowsXP、 WindowsVista などのパソコンにウェブサイトやインターネットメールを経由して入り込み、そのパソコンのファイルを暗号化して乗っ取るというものです。

ランサム・ウィルス ところが、最近は、上記のような WindowsXP、 WindowsVista など古い Windows OS ばかりではなく、現在半数近くの Windows パソコンで使われている Windows7 のガードの甘さに乗ずるタイプのものが蔓延してきました。

 最近、ロシアのセキュリティ関連企業がランサムウェア "WannaCry" に感染した世界中のパソコンについて調査しました。下図チャートはそれらの感染率を Windows OS 別に調査した結果です。

それによると、現在では大分以前に使われた WindowsXP パソコンの感染はほとんど報告されてなく、現在多数使われている Windows7 パソコンの感染が大多数を占めていたそうです。

特に下図チャートから Windows7 64ビット版の感染率が60パーセント以上と非常に高いのが目につきます。

ランサム・ウィルス

 マイクロソフト社は Windows7 の脆弱性については早くから認識しており、ランサムウェア "WannaCry" を回避するためのセキュリティアップデートは同ランサムウェアが蔓延する2ヶ月前には公開していました。

Windows7 パソコンでは、それらマイクロソフト社から発表されたパッチをダウンロード・インストールする Windows Update の機能がありますが、それを適正に利用していれば今回のランサムウェア "WannaCry" による被害は回避できたはずです。

ランサム・ウィルス

 しかし、 Windows7 では、コントロールパネルの設定で Windows Update を実行しないようにすることも可能です。 Windows Update はかなり時間がかかるので、利用しなかった人も多かったのでしょう。

そのようにマルウェアを軽視してパソコンのメンテナンスをおろそかにした利用者が、悪質なランサムウェアに取りつかれたのでしょう。

ランサムウェア対策についてはマイクロソフト社のウェブサイトに詳細に解説してあるので、ぜひご覧ください。


I T・エネルギー | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/05/27(土) 06:45)

 マドリード・オリエンテ広場
 スペイン・マドリードの中央にある王宮前には、オリエンテ広場という大きな広場があります。この広場は王宮の東側に位置することから、オリエンテ(東)広場と名づけられたそうです。

現在のオリエンテ広場は1941年に設計されたもので、広場の両端には下の写真のように美しい自然林が置かれています。それらの内側には、フランス式整形庭園を思わせる庭園があり、そこには多数の白大理石で造られたスペイン王たちの彫像が配されています。

オリエンテ広場

 オリエンテ広場に入り、方々歩き回って見ていると、ギターの音色が聞えました。その方向に行ってみると、若いギタリストが黒い箱の上に座ってギターを奏でていました。

その箱にはアンプとスピーカーが入っているようで、その音をバックにしてギターを演奏しているようです。このような 「カラオケ」 方式は、その後ヨーロッパ各地で若いストリート・ミュージシャンたちが利用しているのを目にしました。

やはり、ギター、マンドリン、バイオリンなどの楽器では、雑踏の中や屋外では音量が不足するので、こういう方法をとっているのでしょう。

オリエンテ広場

 このギタリストの演奏をしばらく聴いていると、相当な腕前であるのがわかったので、近寄って財布のコインを探しはじめました。すると、ギタリストは開けておいた自分のギターケースが風で閉まっているのに気がつき、それを開けてこちらを見ました(^_^)。

そこで、私はそのケースの中にお金を入れて、スペインの作曲家ロドリーゴの名曲 《アランフェス協奏曲》 をリクエストしました。

オリエンテ広場 左の写真は、オリエンテ広場にあった無名戦士碑です。碑裏の説明がスペイン語でわかりませんでしたが、1936年から始まったスペイン内戦の死者を弔うものかと思います。

戦争はどれも悲惨ですが、同じ民族が血を流し合う大規模な内戦は特にすさまじいものです。

アメリカ人作家アーネスト・ヘミングウェイは義勇兵としてスペイン内戦の人民戦線側に参加しました。

 スペイン内戦では、やがてドイツ、イタリアの支援を受けた右翼側が優勢となり、ついに1939年に首都マドリードが陥落してスペインにフランコ将軍の独裁政権が誕生しました。

ヘミングウェイは、パリに帰って国際義勇軍の経験をもとに長編小説 『誰がために鐘は鳴る』 を執筆し、1940年に発表しました。

この地区には、マドリード王宮のほかにオペラ座、セルバンテスのモニュメントがあるスペイン広場などマドリードの観光名所が多数集中しています。観光客を乗せた赤い大型観光バスが、オリエンテ広場の横の道路を曲がってスペイン広場の方向に走って行きました。

オリエンテ広場


海外旅行 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/05/25(木) 06:54)

 ガス販売・大阪夏の陣
 電力販売自由化に続いて、2017年4月からは今度は都市ガスの販売が自由化されました。都市ガス販売自由化の方式は、2016年4月からの電力自由化と同じようなものです。

大手電力事業各社は、現在、自社の火力発電のために大量のLNG(液化天然ガス)を世界中から輸入しています。

電力会社のトップ東京電力が輸入するLNG(液化天然ガス)は、なんと国内最大のガス会社東京ガスの2倍を超えるとのことです。

関西電力のLNG輸入量は日本全体のLNG輸入量の10パーセントを占め、大阪ガスのLNG取扱量よりずっと多いそうです。

関西電力は自社のLNGタンカーを保有しており、それを利用して海岸地区に建設した火力発電所にLNGを供給しています。
それら火力発電所には大量のLNGを保管・解凍できるガスタンクなどの施設があり、すでにそこから下図のように近隣の他社事業所などに天然ガスを販売しています。

NTT東日本研修センタ

 上記のように、2017年4月からは、家庭などエンドユーザーに向けた都市ガス小売りが全面自由化され、需要者は都市ガスの契約先を自由に選べるようになりました。

全国の導管の約5割を保有している東京ガス・大阪ガス・東邦ガスの大手3社を対象に電気事業の場合の発送電分離と同様の 「ガス導管分離」 を実施し、新ガス小売事業者はそのガス導管を借りることで都市ガスをエンドユーザーに販売します。


NTT東日本研修センタ

 この都市ガス販売自由化はもちろん東京地方でも商戦が始まっていますが、特に激戦となっているのは大阪を中心とする関西地方です。

それは、この5月から関西電力高浜原子力発電所3号機、4号機の再稼働が大阪高裁によって許可され、関西電力の経営状態が大幅に好転すると見込まれているためです。

それにより、関西電力は自社のLNGを都市ガスとして低価格でエンドユーザーに販売できると思われます。

下田須崎

 また、高浜原子力発電所3号機、4号機の再稼働により、関西電力は海外から輸入するLNGの量に余裕ができ、エンドユーザーへの販売に振り向けることができるようになるでしょう。

昨年4月からの電力販売自由化では、新規参入した大阪ガスが電力利用量が多い家庭・小事業所などに対して高い割引率を提示し、関西電力のユーザーがかなり侵食されることになりました。

本年4月からの都市ガス販売の自由化では、今度は関西電力が豊富なLNG取扱量の一部を利用して一般ユーザー向けの都市ガス販売でリベンジに乗り出すのでしょう。


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(2017/05/23(火) 06:34)

 NTT東日本研修センタ・紫モクレン
 NTT東日本研修センタはNTT東日本グループの総合研修所で、小田急成城学園前駅からバスで10分ほどのところにあります。
構内にはソメイヨシノが多数植えられており、春のシーズンには構内の一部が桜を愛でる人々に開放されます。

NTT東日本研修センタは64年もの歴史があり、広大な構内の各所には開所のころから生育してきたと思われる巨木が多数あります。

今回は私どもはソメイヨシノが満開になった時期にここを訪れましたが、構内の奥のほうに下の写真の紫モクレンの大木が樹いっぱいにみごとな花をつけているのを見つけました。

NTT東日本研修センタ

 私は昔から 木蓮 が大好きで、方々の木蓮を見てきましたが、これほどみごとな紫木蓮は他には知りません。紫モクレンの花が最も状態がよい時期に会うことができて、幸せでした。

構内にある大きな雑木林の中にも同じ紫木蓮の大木がかなりあったので、これらは植えたものではなく自然に増えたのでしょう。

ここの紫木蓮は、花のサイズが大きくまた王朝時代の打ち重ねのように花弁の内側が白く外側が艶やかな紫になっています。紫木蓮の大木がほとんど剪定されていないので、枝が地面に向かって大きく垂れ下がり、大きな花が私どもの顔の辺りで咲いていました。

NTT東日本研修センタ

 広大な構内には、時の流れに取り残されたように何十年も変っていない部分がたくさんあります。国木田独歩の短編小説 『武蔵野』 に描かれているような雑木林がありました。まさに、武蔵野の原風景を思わせる景観でした(下の写真)。

ソメイヨシノが満開になった時期なので、雑木林の木々はまだほとんど葉を落としたままです。わずかにこずえが芽吹き始めた樹木がありましたが、ブナの仲間でしょうか。この時期の雑木林は地面まで陽光がとどきますが、その日の光を受けて芽吹いた葉先が輝いていました。

NTT東日本研修センタ

 雑木林の奥のほうに入って行くと、なにか材木で組んだ四角い枠のようなものがありました(下の写真)。その木組みには 「あぶない」 という札が貼ってあったので、子供のための遊具などではないようです。

雑木林の木々から落ちてくる葉や昆虫などを採集して調査しているのでしょうか。太陽光電池は見当たらないので、林間の日射量を調査しているのではないと思われます。

木組みには 「あぶない」 という札が貼ってありましたが、子供たちがこれを見たらすぐよじ登りたくなりますね。

NTT東日本研修センタ


散策 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/05/21(日) 07:18)

 コンビニの太陽光発電
 私の家から少し離れたところにあるコンビニの前を通りかかったところ、その横に長い平らな屋根にずらりと青い太陽光パネルが載せられているのに気がつきました。

コンビニは、照明、冷暖房、冷蔵・冷凍ストッカーなどにかなりの電力を必要とします。また、その営業時間が朝から夜遅くまでと長いので、年間では建物の大きさの割には大変大きな電力を消費します。

そこで最近では、電力料金を節減するために、コンビニにこのような太陽光発電設備を導入する動きが盛んになっています。

コンビニの太陽光発電

 コンビニでの太陽光発電利用は、下図のように屋根に載せる太陽光発電パネルと蓄電に利用するリチウムイオン電池と電力会社から購入する系統電力を組み合わせる形式が普通です。

お昼前後の時間帯は、晴天の場合には太陽光パネルから相当な電力が発生するので、それをコンビニ内の冷房などに利用し、余裕ができればリチウムイオン電池に蓄電します。

天気がよくて太陽光パネルからの発電量が大きければ、この時間帯は電力会社から購入する系統電力の消費を大幅に低減できます。

コンビニの太陽光発電

 コンビニでは、夜間は照明用の電力消費がかなり大きいということです。冬場の夜間には、エアコンによる暖房の電力も必要です。

この時間帯では、電力会社からの系統電力をメインに利用し、昼間にリチウムイオン電池に蓄電した太陽光の電力を補助として使います。

下図のグラフはそのようなコンビニでの電力利用の内容を示したもので、お昼前後のピーク時電力必要量が太陽光パネルからの電力でかなりカバーされ、下図で暗い緑色の棒で示した系統からの購入電力が一日を通してほぼ一定のレベルに収まっているのがわかります。

コンビニの太陽光発電

 コンビニでは、系統電力は低圧電力で30kWぐらいで契約しているところが多いということです。都内のコンビニの年間電気料金は、2012年度では平均して334万円だったそうです。

上記のようにコンビニに太陽光発電を導入する場合は、発電能力10kwの太陽光パネル(50枚くらい)を屋根に載せ、蓄電能力10kwのリチウムイオン電池を併用する例が多いとのことです。

この場合の太陽光発電による電力料金低減は月間2万円ほどといわれ、それほど大きくありません。しかし、上記のように系統からの購入電力が一日を通してほぼ一定となるので電力会社の電力契約を下げることができ、年間電力料金の低減につながるそうです。


I T・エネルギー | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2017/05/19(金) 07:36)

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