ヤフオク!で1万円で落札したパソコンは、PCI Expressスロットに新しくネットワークアダプターを付加することで、なんとかインターネットに接続できるようになりました。
毎日の仕事に使うには、各種アプリケーションソフトが必要です。まず日ごろ使っているブラウザの最新版をウェブサイトからダウンロードし、パソコンにインストールしました。
次いで、日ごろ使っているセキュリティソフトのウェブサイトからセキュリティソフトの最新版をダウンロード・インストールしました。
さらに、これまで使ってきたメールプログラムやFTPソフトなどの最新版をダウンロードし、インストールしました。
エクセルなどの事務処理ソフト、各種画像処理ソフトなども、新規にインストールし、これまでと同じ設定をしました。
以上で、このパソコンでWindows10のもとで私が行っている仕事を継続できるようになりましたが、万一に備えてパソコンのハードディスクにインストールしたソフトウェアをバックアップしておきましょう。 |
 | | このパソコンにインストールされているWindows10は、コントロールパネルからマイクロソフト社の正規品であることは確認されましたが、そのWindows10のインストールディスクは付属していません。 万一パソコンのハードディスクが故障などしたら、Windows10を再インストールする方法がないのです。 |
そこで、このパソコンにWindows10と各種アプリケーションソフトをインストールして一応日ごろの仕事に使えるようになったところで、パソコンで利用しているハード ディスク上のデータをそのまま他のハード ディスクなど暫定的記録メディアにバックアップしておきましょう。
バックアップにはいくつかの方法がありますが、その一つに 「イメージバックアップ」 と呼ばれるものがあります。
それは、ハード ディスクに記録されている各種データ全体を一つの大きなファイル(イメージファイル)とみなし、それをデータ圧縮して他のハード ディスクなど暫定的記録メディアにコピーするというものです。
このようにしてバックアップされたイメージデータは、専用ツールを使って新ハードディスク上に復元・記録することができます。 |
 | | イメージバックアップを行うには他の外部接続ハード ディスクなど暫定的記録メディア上に大きな記憶領域を必要とします。 今回は、私は手持ちの500GBのUSB接続ハード ディスクを記録メディアとして利用し、上記パソコンのハードディスク上にあるデータのイメージバックアップを行いました。 |
イメージバックアップに利用するUSB接続ハード ディスクをパソコンに接続した上で、パソコンのコントロールパネル --> 「 システムとセキュリティ 」 から 「バックアップの作成」 を開きます。
画面左側のメニューで 「 システムイメージの作成 」 をクリックします。 |

すると、Windows10に内蔵されているバックアッププログラムは、パソコンに接続されている記録メディア内のファイルの検索を始めます。
その結果、以前に記録されたバックアップイメージが見つからなければ、今回新規に行うバックアップのイメージをどの記録メディア上に保存するかを質問してきます(下図)。
現在ではバックアップイメージは100GB以上の巨大なファイルになるので、DVDなどではとても実用性がなく、通常は下記のようにパソコンにUSBやネットワークで接続されるハード ディスが利用されます。 |

その後、イメージバックアップをする内容の確認画面が表示されます。それを調べて問題がなければ、画面右下にある 「バックアップの開始」 ボタンをクリックすると、外部に接続されたハードディスクへのイメージバックアップが始まります。
今回は、バックアップイメージファイルは160GBほどのサイズになりました。それを USB2.0 で接続された外部ハード ディスクにセーブしましたが、それには1時間40分を要しました。
USB3.0 の外部ハード ディスクを利用すれば、イメージバックアップの所要時間はその1/3ぐらいに短縮されると思われます。 |